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本掘雄二「薬師堂」 [絵画]

渋谷【NANZUKA】で開かれていた本掘雄二氏の「薬師堂」観に行ってきました。
本掘さんの作品はご本人のFacebookで始めて見ました、それはなんとも不思議な仏像で、一体これは何だろう?素材は何だろう?と、よくよく見ると判ったのです『ダンボール』だ!驚きと感嘆で打ちのめされました。で、本物がどうしても見たくなって9月9日~10月7日まで渋谷のNANZUKAで個展されるとのことだったので、最終日になってしまったけれど本物を見てきました!。

「薬師堂」
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これ等の仏像は真正面から見るとダンボールの隙間が透けて儚さのある流れに崩れそうな予感があって、そこを少し角度を変えてみると、なおかつダンボールに残された文字や色が現れ、重量感のある立体がポップ調で迫ってくるのです。

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仏像はダンボールの切れ端が何層にも貼り付けられ、その切れ端をよく見ると少し焦げ目があり茶色くなっています。多分切れ端がもろもろにならないように焼いて何か接着剤のようなもので処理して止めてあるのかと思いました。一枚一枚スッゴイ作業で、そしてこんなに大きな立体になって存在するのです。

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仏像のことはなんの知識もないのですがこれは、薬師如来座像で、両脇に日光・月光菩薩、さらにこれらを守る十二神将がそれぞれのポーズで荒々しく力強く配置されていました。

この両面を持った作品、繊細で流れゆく儚さと、力強く立体的である、その【HAZAMA(狭間】こそがこんなにも不思議で魅力的な驚愕の世界に導いてくれるんだと思います。

「不動明王像」
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